それとこれ
2022/07/14
元首相が暗殺された。人の死は厳粛なものである。何人も侮辱すべきではない。しかし凶行と生前の評価は全く別である。生と死は別物であるのと同義である。...

怖いもの
2022/04/24
愛国心ほど怖いものはない。国を愛することに何も問題はない。問題は愛し方にある。日常生活の中で、民族や国籍、国境を絶えず意識しているわけではない。人は生まれながらにして民族や国籍は選択できない。民族を誇ることは構わないが、過度に主張すれば、他の民族を排斥する行動に至ることもある。それが侵略に結び付く。お前は国を愛していないのか? ならば出ていけ。 人は生れあるいは育った国を自ずから許容しているのである。許容しているから、そこに存在していると考えるべきだ。国や国籍、民族の別を否定しても始まらないのだ。愛しているかとか愛していないのかとか、議論すること自体意味がない。悲しいことに国境は過去に侵略し侵略されて画定したかもしれない。しかし本来はなかったはずのものである。悲劇的であれ、あくまで便宜的なもの。互いに認め合って暮らせば意識する必要はない。多数であれ少数であれ民族そのものを尊重することは自明である。宗教もまた同じ。性差も然り。 国を愛そう。そう言ったとたんに「愛する者」は「愛さない者」を疑似的に作り出す。国を守ろうと戦った人を祀ってどこが悪いのですか? 悪くはない。しかし、どこからどこまでが「国」なのか? クニとはいったい何者なのか?

早明ラグビー再戦
2021/12/26
ラグビー大学選手権準々決勝、明大20―早大15。12月5日の再戦となったこの試合。明治が雪辱し準決勝に駒を進めた。決勝進出を信じて既にチケットを確保しているので、母校にはどうしても勝ってほしかった。手に汗握る好ゲームだった。...

貧相
2021/12/13
小さな眼と、書き直したように吊り上がっている眉毛。貧相に見えるのは容貌だけではなく、実績と発言力も然りだった。比例で復活当選も叶わず途方に暮れていたとこるに総理が優しい手を差し伸べたが、恩を仇で返してしまった。どうしようもない御仁である。...

嫌いなタイプ
2021/09/23
某政党に対する誤った情報を流したなどと指摘されている御仁である。昼の情報バラエティ番組に出る程度の人物だから、目くじら立てること自体おかしいが、元来生理的に嫌いなタイプである。弁護士だから頭が良いと思うのは、弁護士ではない人の勝手な推測に過ぎない。そのことを証明してくれる優秀な国際弁護士、とやらである。...

墓穴を掘る
2021/09/05
組織を人事で動かすのは、最も卑劣な行いのひとつである。それを政治手法の主軸と信じて疑わなかったところに、この人の底の浅さがある。墓穴を掘る、とはこのことではないか。...

井の中の蛙
2021/09/02
視野が狭い喩えに使われるこの言葉が、最もふさわしいのではないか。高校ビッグ3とおだてられ、鳴り物入りでプロ入りしたガキは、そこそこの打者になっても世間を舐めていた。しかし捨てる神と拾う神が仲良しで、人気球団に救われた。...

野獣死すべし
2021/07/20
今度は自分が虐待される番だろう。五輪は中止と思っていたので興味も関心もなかったのだが、オヤマダケイゴと連呼するので一体何事かと検索してみたら、近年稀に見る醜悪、醜怪な蛮行で絶句した。まともに読めない。鬼畜の所業である。その行為を振り返って自嘲しているために悪行が幾重にも増幅している。筆舌に尽くしがたいというのは、こういうことだ。...

屁みたいな男
2021/05/25
どこへ出しても恥ずかしい男である。頭が良いことを鼻にかけ、受けようとして必要以上のことを話したがる。俺の話を聞けっ。いつもそう考えている。言っていることはまともなのだが、相手に強い印象を与えたい願望が、強弁になるのである。...

いと、おぞましき
2021/03/05
ここまで下心がミエミエだと人間を疑ってしまうのが常ではないか。数年前、モリカケ問題の国会質疑でソーリ擁護のヨイショ発言した過去を持ち出すまでもない。五輪新会長に対して「お支え申し上げますっ」と力み返った。夫婦別姓問題では、地方議会への反対声明に名を連ねながら自分は旧姓を名乗る本末転倒。いやはや付ける薬がない。...

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